チャタテムシ
家屋内に生息しているチャタテムシは年間を通じて屋内のどこでも見られますが、畳や食品、そば殻枕などからの大量発生は、梅雨時から夏期にかけて多いです、これはこの季節の高温多湿が繁殖に適しているためで、エサとなるカビの発生が多いことも原因の１つです。
畳には常にみられるが、新しい畳ほど発生数が多いです。
メスは１日に１～２個、一生の間に２００個産卵します。
チャタテムシの防除
チャタテムシは屋内どこでも生息しているので根絶は不可能です。
また、必ずしもその必要はないです。
食品や枕に発生した場合には、加熱や乾燥によって殺してそのまま利用してもいいですが、気持ちが悪ければ廃棄すればよいでしょう。
これらの物に殺虫剤を使用するのは好ましくありません。
室内の乾燥に努めれば大量発生は抑えることができます。
室内を出来る限り換気するようにしましょう。
湿気が多い流し周辺の引き出しの中に食品を開封したまま長期に渡って保管しておくことは避けましょう。
畳なども出来れば定期的に天日干しするといいです。
天日干しは高温による物理的は殺虫効果があり、乾燥させる効果もあり増殖を抑制することに効果的で餌となるカビの発生を抑制することができます。
チャタテムシは５０℃で３０分置くと死滅する、６０℃では１０分で死滅するといわれています。
近年チャタテムシのアレルゲン性も報告されているので、掃除機による十分な吸引で死骸や糞などを取り除くことも重要です。
畳などに大量発生した場合は人体に触れない下面や側面、畳表と畳床の間に有機リンやピレストロイド剤を噴霧するといいです。殺虫剤を使用する場合、乳剤の希釈液は畳の湿度を上げてしまい、発生を助長することもあるので避けるべきです。
発生しているチャタテムシはいくら殺しても、死骸や糞を除去しなければアレルゲンとしては残ることになるので、掃除機などによる十分な掃除が必要です。
ご自身で対応できない場合は、
埼玉県ペストコントロール協会会員の
すぐくる 総合リビングサービス株式会社へご連絡ください。
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